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おじいちゃんのお勧めしてくれたパワースポット、 下部温泉は身延線の下部温泉駅から車で5分ほどの 山と山の合間に流れる清らかな川の両側に こじんまりとした温泉宿が並ぶ静かな温泉郷でした。 お目当ては、「古湯坊 源泉館」です。 昭和の香りのするちょっとレトロな湯治の宿です。 おじいちゃんのパワスポリストには、木の神さまや水の神さま 神社やお寺についで、温泉もいくつかありますがどこもユニークな温泉ばかり。 洞窟そのものが温泉だったり炭酸泉の冷泉だったり、 山の岩壁をそのまま浴室の壁にしたものもありました… そしてやっぱり、今回の温泉も風変わりでした。 下部温泉は信玄の隠し湯といわれ そのむか〜し金山で働いていた工夫たちが体を癒したといわれる場所。 温泉の効能も運動機能障害、関節痛、筋肉痛、腰痛、火傷、 医療処置後の骨折、縫傷、病後回復、疲労回復となっています。 宿の裏には熊野神社がありますが ここでは、松葉杖がおさめられています。 きっと、この温泉で回復された方々が置いていかれたものなんでしょう。 神社の壁には絵馬の代わりにたくさんのお願いがかかれてありましたが その多くが病気や怪我の回復祈願でした。 この源泉館には、「かくし湯大岩風呂」というのがあります。 15畳にもおよぶ天然の岩盤の浴槽の亀裂から こんこんと温泉が湧いており2mほどの深さを満たしているのです。 その浴槽に木の床を渡して、人が入れるようになっています。 第2別館「神泉」のなかにあり、浴室は地下に冷泉、 その上に温泉と2階だてになっています。 温度は29度〜31度、最初はかなり冷たいと感じます。 源泉100%のかけ流しで、信玄の時代から加温加水なしだそうです。 加熱した温泉と交互に入るようになっています。 冷泉は夏にはサッパリ入れますし、冬には逆に体が温まってとても良いのだそうです。 実はここ、基本は混浴なんです。 ですから女性はガーゼのタオルみたいなのを巻いて入ります。 ただし5時から6時半までは女性のみの入浴時間となります。 私達はもっぱらこの女性タイムに「かくし湯大岩風呂」に入り それ以外の時間は本館にある高温源泉に入りました。 本館の方は高温といっても人肌にちょうどよいぬるめのお湯なので どんなに長く入ってものぼせることがありませんでした。 飲用も可能で癖のないスッキリした味で冷水機から汲めるので、 ペットボトルに入れてずっとこのお水を飲んでいました。 お肌が敏感な友達も、本人が驚くほど この温泉でツルツルピカピカになっていました。 私も毎日、陽ににあたったわりにカサカサすることもなくしっとり調子がよかったです。 さすがに、ここは団体客などがくるような場所ではなく 真剣に身体の不調と向き合い治療の為にきているようなお客さんばかり。 みなさん、一日中… 食事と眠るとき以外は温泉につかっているようでした。 私たちは二泊しましたが、日中は外に出ていたので それほど温泉に入っている時間は無かったかな〜。 私たちの泊まった本館はエレベーターが無いということと 食事を自分でとりに行くということ、 布団の上げ下ろしも自分たちでするということで かなりお安めのプランで泊ることができました。 おかげで通常なら一泊の金額で二泊することができたんですよ〜。 宿泊客のほとんどは大岩風呂のある別館に泊っていたので 本館はおそらく私たちだけだったのでは… 本当に静かで… 贅沢ですね… 聞こえるのはセミの鳴き声と水の流れる音… 川のせせらぎではなくて、部屋の水道の蛇口があまくてつねに水の音がしてました。 でも、そういった音は車の通る音やテレビの音に比べるとやさしいですね。 一人リトリートをするにはもってこいの環境。 自分と向き合わざる得ないです。 自分のなかにもスペースが広がって、 内側からのアイディアが湧いてくる…そんな感じでした。 普段の生活では抑えていた自分の気持ちや 見失いそうになっていたこと… そういったことをとり戻して確認して… あ〜、これはパワスポ効果もあるのかな〜。 行くべきところへ行くべきときに… おじいちゃんのパワスポはいつもそう感じるのでした。 つづく |
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源泉館
富士川支流の下部川沿いに位置する和の情緒漂う温泉地です。武田信玄が合戦で受けた傷を癒したと伝えられており、温泉街には風林火山の旗が各所でたなびき、独特の雰囲気を醸し出しています。周囲を深い緑で囲まれた閑静で落ち着いた環境にあり、保養や療養に好適な温泉地です。 ...続きを見る |
温泉生活 2008/08/13 10:33 |
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